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2005年 09月 30日
MIC JACK PRODUCTIONとして活動する以前から、ソロで数々のクラシックをシーンに残して来たBIG JOEが久々のシングルをILL DANCE MUSICよりドロップ。その活動歴は10年以上に渡り、北海道のHIP HOPシーンを常にリードして来た生きる伝説の男BIG JOEが待望のリリース。10月にリリースのソロアルバム『THE LOST DOPE』からの先行アナログカット。PRODUCEはMIC JACK PRODUCTIONからDJ DOGG、FEATURINGにJFK。REMIXERには福岡のELECTRONIC SOUND TEAM "OIL WORKS"からDJ OLIVE OILを起用。HIP HOPからelectronicaファンまで楽しめるILL DANCE MUSICな1枚。 ということで、福岡@BUTTERFLYでもパーティーがあります。 CUBE PRESENTS「BREMEN SPECIAL」10/7 ,FRIDAY LIVE : M.A.S.K.from nagoya,RAMB CAMP,NATURAL 9 NATION, CUBE,INNO,SOUND論(M.J.Pからシークレットゲスト有りの噂も・・・) DJ : DOG from sapporo,MANA-B,SKINNY,DAISUKE 1500yen持ってる方は是非。持っていない方も是非。 この日の声/音/魂/様々な想いが遠い異国まで届くことを祈って・・・。 マイク・ジャック・プロダクション(MJP)の2枚の12インチ、“ Seven Seas Voyage”と“Jail Bird”。そのレビューに登場する2人の“彼”について・・・。MJPのリーダー、ビッグ・ジョーと、故フリーザー・ベル。「The Best Of Japanese Hiphop」シリーズに“デクの棒””常夜灯”という曲が収録されている。アーティスト名はラッパーズ・ロック(RR)。そのメンバーにいたのが、ビッグ・ジョーと、フリーザー・ベル(アツシ)。例えばボス・ザ・MCはインタビューなどで再三、唯一憧れた日本のラッパーとしてビッグ・ジョーの名前を挙げているし、MJPのMCたちもそう。のみならず、札幌アンダーグラウンドでは今なおRRは語り継がれる存在だ。その後、RRは分裂するものの、ビッグ・ジョーが始めたイベントにINIやラージ・アイアンやシュレン・ザ・ファイヤらが集い、MJPが形成されていく。99年のことだ。 MJPは2002年末にファースト・アルバム「Spiritual Bullet」を発表。そして翌年の2003年3月に事件は起こる。MJPの中で最もビッグ・ジョーと付き合いの長いDJDoggは回想する。「最初、友達から電話がかかってきて。『ジョージ君、捕まったんだって?』って。最初は冗談だと思って、MJPのみんなが集まってる家に『なんだって!?』ってニヤニヤして入ってったら、全然そんな空気じゃなくて……。嘘みたいな話過ぎて、逆に笑っちゃった」。容疑は6キロに及ぶコカインの密輸。発端は、JFKとビッグ・ジョーの共通の知人が持ってきた“簡単な仕事”。スーツケースを香港経由でオーストラリアに運び込むという、あからさまに怪しい仕事ではあったが、彼はそれでも引き受けて日本を発っていったという。 2003年末、10ヶ月の裁判の末、オーストラリアで判決が下る。懲役6年の服役。当初は無期懲役の可能性もあったが、黒幕の指示があったことが認められため刑期が軽減されたという。その間、MJPは札幌で約800人分の署名を集めたり、ビッグ・ジョーの持っていたレコード・コレクションをMJPが買い取る形で、生活資金をオーストラリアに送金したりしていた。 そんなMJPに2004年初頭、更なる悲劇が襲いかかる。それまで刑務所に入ってたフリーザー・ベルが出てきて、だったら、一緒にやろうという話で、自然な流れだった。こうして無期懲役かもしれないと言われていた獄中のリーダーへ向けられた“Jail Bird”が完成。曲中のリリックの最後の1文” Jesus Christ, Yes ただ祈るだけ、Jailで死すのは嫌なだけ”には当時のMJPの気持ちが込められている。続いて、既にほぼ出来上がっていた“Seven Seas Voyage”にラップを追加するためレコーディングが行われることになった。その録音前日、フリーザー・ベルは交通事故に遭い、そのまま帰らぬ人となってしまった……。“Seven Seas Voyage”の歌詞カードに彼の歌詞が掲載されているのに、実際の曲ではブランクになっているのは、つまりそういうことだ。 二人の精神的支柱を立て続けに失ったMJPは困惑した。オーストラリアの刑務所とは電話で1日1〜2回、10分間喋れるだけ。日本からかけることは出来ず、当時は手紙も100%確実には届かない状況だった。CDやMD、テープのやりとりも禁じられている。そんな折、札幌にビッグ・ジョーから一通の封筒が届いた。中には薄茶色のビニール紐……それが分解されたカセット・テープの中身だと気付くのにそう時間はかからなった。中に入っていたのは、刑務所の安いラジカセで録音されたアカペラのラップ──そこから再び、止まっていた時間が動き始めた。「そこから電話で録音し始め、受話器にMTR繋いで、じゃあまた来週もやろうか、MTRに残ってた曲も引っぱり出そうと、自然にアルバムの流れになっていった。 DJ Doggの主導のもと、アルバムが徐々に形づくられていく。タイトルは「LostDope」。刑務所暮らしの悲惨さが殊更強調されるでもない、一ラッパーの、スピリチュアルでリリカルな<真っ当なラップ・アルバム>だ。 アルバム「Lost Dope」は11月にリリースされる。売上げは全額、彼のもとへ送金されるそうだ。
by ticro_market
| 2005-09-30 21:38
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